同居がうまくいかない!1つの未来を提案!

両親、義両親との同居がうまくいかないとー
同居解消したくなりませんか?

やったー!晴れてせいせいするわ!
コレでもう息子、娘夫婦に何も言われない!私たちの自由よ!
そう思っている両親、義両親は後々後悔するかもしれません。
その先に待つ〝未来〟を・・
〝最悪な未来〟を
両親、義両親は本当に想像できているのでしょうか?
● 現在同居していてうまくいっていない家族
● これから親との同居を考えている30、40代の夫婦
● 今後シニアの人生設計を考えている50、60代の親世代
あなたが50歳を超えてから親の世話に費やす期間は〝平均10年〟です。
しかしこの記事では、その〝未来の10年〟を考え直すことができるほどの知識を得ることができます。
この知識を活用し、同居がうまくいかないという問題にしっかり対処しましょう。
同居解消から考える最悪な未来とは?

ここで問題になるのは両親、義両親の方ですよ〜
息子、娘夫婦の方にデメリットなんてないですからね。
疎遠になる・・くらいかな?ハハッ。
よし見ていこう!
- 賃貸アパート、マンションを借りられなくなる。
- 転居先で新たなコミュニティを形成しづらくなる。
- 仮に、要介護者になった場合、すぐに介護保険が使えない。
- 毎月かかる介護費用、介護保険料の金銭的負担が大きくなる。

うわ!結構大変そう・・

同居を解消すると実際にこういうことが起こっちゃうんです。
詳しく見ていくよ〜!
賃貸アパート、マンションを借りられなくなる。

一部の大家さんの中には、高齢者に物件を貸したがらない人がいるんですよね( ̄▽ ̄;)
こんな感じで・・⇩

家賃払えるの?
孤独死するんじゃない?
認知症になったらボヤ騒ぎでも起こすんじゃない?

最近は〝孤独死保険〟という損害保険もあります。
こういった保険を求める大家さんも増えているんです。
ちなみに・・天涯孤独の身だともっと大変な目にあっちゃいます。

天涯孤独の身だと・・どれだけ大変なんですか?

保証人や身寄りがいないので、賃貸をなかなか借りることができないんですよね。
民間の保証会社やNPO法人と連携して借りるシステムがあるにはあります。
しかし、手数料であったり、審査が必要であったりと非常に時間もかかります。

うわ・・最初からこんなんじゃ同居解消も大変ですね( ̄O ̄;)
転居先で新たなコミュニティを形成しづらくなる。

同居解消した後・・
おじいちゃん、おばあちゃんは〜転居先で隣近所さんとかと仲良くできるのかな?

高齢者は転居先に知人がいない場合が多いです。
すぐに知人が見つかるだろう(隣近所さんと仲良く)ということはまず〝無い〟ですよね。
そうなると、知らない土地で再びコミュニティの形成は非常に難しくなります。

あー、私たちでもなかなか難しいよね。
そりゃ、もっと大変か・・。

こういったコミュニティを形成できない状態が続くと、孤独の始まりです。
精神的にガクッと落ち込んでしまう可能性が高くなります。
要介護者になってしまった場合は、すぐに介護保険が使えない?

介護保険も医療保険みたいにすぐ使えるわよね♪

それは〝間違い〟なんです。
実は多くの人が同じように考えています!

え?どういうこと?

両親、義両親夫婦の片方が要介護者になってしまえば、介護保険制度を利用したいと考えますよね?
でもこの介護保険制度では、介護保険証があってもすぐに施設を利用できるわけではないんです。
ヘルパーも頼めず、介護保険証を介護事業所へ持参してもサービスは使えません。

えっ・・初めて知った・・

こういった施設、ヘルパーやサービスを利用するには『要介護認定』という手続きをしなければならないんです。
そしてこの手続きにかかる日数が大体『30日』なんですよね。
しかもお医者さんによってはもっとかかってしまいます。

そうなると・・簡単に手続きが終わらない。
だから、かなりの時間を待つってことになるんですね( ̄▽ ̄;)

そういうことです。
そして・・突然やってくる介護という現実に、心身ともについていくことができなくなるんです。

こうやって寿命が削られていくわけですね、ハハッ

うわ・・ちょっと怖いこと言わないでくださいよ( ̄▽ ̄;)
毎月かかる介護費用、介護保険料の金銭的負担が大きくなる。

仮に同居を解消したとします。
その後・・両親、義両親のどちらかが介護になってしまった場合に、毎月の介護費用はどのくらいになるのか?

意外と安いんじゃないですか?笑

毎月の介護費用の平均は約8万円(約3割は10万以上)

また介護保険料も年々上昇していて・・親が払う保険料は年金から天引されます。
毎月5千円以上

ひゃー!そんなにお金かかるんですね!(´;ω;`)

そうなんです!
このように毎月介護にかかる金銭的負担が大きくなるんです。
多くの両親、義両親がー
『息子、娘夫婦の世話になんてなりたくない!』
と考えていますが、本当に自力で乗り切れるでしょうか?
同居以前に、自分達で未来を切り開きませんか?


今まで説明してきた〝最悪な未来〟にならないよう、自分たちの力でなんとかしたくないですか?
将来同居を考えている子供世代の若い人にも聞いて欲しい話です。

え、めちゃくちゃ気になる!

同居を考える前に両親、義両親に対して・・
早い段階から住み替えを提案しませんか?

住み替え・・?

はい!^^
これは一つの提案ですが〝息子、娘夫婦に頼る〟同居ではなくー
〝お互い自立した〟生活をするんです。
【サービス付き高齢者向け住宅】いわゆる〝サ高住〟と言われる住まいを知ってますか?
【サービス付き高齢者向け住宅】とは・・バリアフリー化など、一定の要件を満たした高齢者向けの賃貸住宅。安否確認と生活相談のサービスはあるが、介護サービスは外部事業者から提供を受ける。
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住) | 介護付き有料老人ホーム |
---|---|
入居時費用:敷金(低額) | 入居時費用:一時金(高額) |
家賃・共益費:約10~30万円 | 月額利用料:約15~30万円 |

ちょっとコレ見てみてください!
『サービス付き高齢者向け住宅』と『介護付き有料老人ホーム』の比較を表にしてます。
どうです!?
サ高住〝意外と安いな〟って思いませんか?

うわ!本当だ!
入居時と月々にかかるお金が〜介護付き老人ホームの方が高い!

サ高住というと、あまり印象は良くないと思います。
ですが!
今のサ高住はひと昔前とは全く違うんです!

普通の賃貸マンションと全く変わらないんです!
サ高住の主な特徴

入居できる人が60歳以上であること。

そして、あくまで要介護度が非該当・・つまり自立できる人、及び要介護2まで(通院されている人は程度による、または常時治療を必要としないか?など・・)
という形で、条件的にも〝自身で日常生活が営めるか?〟というところに重点を置いている点です。

なるほど・・。
つまり、『誰でも入居できますよという話ではない』ということですね?

そういうことです。
でもコレは仕方がないですね。

例えば両親、義両親が要介護度が高くなった際にー
〝すぐに介護保険を使えたり、すぐに特別養護老人ホームに入れるわけではない〟
からです。

介護保険も申請してから時間がかかりますし、特別養護老人ホームは〝先着順〟という現実があります。
それを考えれば、後の人生を考えた上で先手先手で動くのは良いことですね。

あぁ・・コレは大変だ・・
将来のことしっかり考えなきゃ!
まとめ
ここまでで『同居を考える前に自立した生活をしよう!』という提案をしました。
同居をするとうまくいかないことなんてしょっちゅうです。
ケンカがあり、介護も突然やってきます。
それは予想もできない出来事で、今までも数多くの人がそれで大変な思いをされてきました。
介護なんて始まれば今までの生活は一変し、ストレスや不安で精神的に病んでしまいます。
ただし、親、子供それぞれが〝準備をすることは出来ます!〟
準備をしっかりした人こそ【人生で勝ち組になる】ことができるんです。